ホルモズガーン州の国境警備隊司令官は、「国境警備隊のマスウード・パルカース大佐は過去数年間、この国際麻薬マフィアの多くのメンバーと戦って排除し、彼らの経済基盤に深刻な打撃を与えた」と語った。

ハムシャフリー・オンラインによると、ホルモズガーン州国境警備隊の司令官サルダール・エスマーイーリー氏は次のように述べた。
「ホルモズガーン州のエマーム・ザマーン無名戦士隊と同州の麻薬取締警察との一連の情報交換及び技術協力の結果、パルカース大佐殺害実行犯の所属する国際麻薬海上密輸組織のトップが、パルカス大佐の殺害を計画した人物であり、大量の海上麻薬輸送貨物の所有者であることが判明した。」

サルダール・エスマーイーリー氏はこう付け加えた。「国境警備隊は、バンダレ・アッバース市での連携奇襲作戦の中で大規模調査と情報監視を行い、悪名高い犯人を彼の誕生日祝いの最中に逮捕した。」

同氏はさらに、「逮捕中に容疑者の車が押収され、容疑者の所持品から密航業者との通信に使用された複数の携帯電話と多数のキャッシュカードが発見された」と付け加えた。

サルダール・エスマーイーリー氏は続けた。「マホルモズガーン州麻薬取締局長が殉教した日、スウード・パルカース大佐殉教の原因となった国境警備隊への銃撃犯が所有していた麻薬貨物は、この国際マフィアの麻薬組織のトップのものだった。」

ホルモズガーン州の国境警備隊司令官は結論として次のように述べた。「殉教者マスウード・パルカース国境警備隊員は、ここ数年、この国際マフィアのメンバーの多くを逮捕・排除するとともに、彼らの経済的基盤に重大な打撃を与えてきた。パルカース国境警備隊員殺害実行犯たちの自供によると、逮捕された容疑者は、この勇敢な国境警備隊員の殺害を長い間計画していた。」