■イスラエル占領軍がヨルダン川西岸地区中部にEUの支援で建設されたパレスチナ人の学校を取り壊す(動画)
【ラーマッラー:アナトリア通信】
複数の目撃者が「アナトリア通信」に「イスラエル軍がアイン・サーミヤ集落を襲撃し、ブリキ作りの学校を解体し始めた」と証言した。
(パレスチナ)人権センターは、「この学校はアイン・サーミヤのベドウィン集落で暮らす約300人の生徒たちを対象に教育を提供している。 治安、行政ともにイスラエルの管理下にあり、(原則として)建物を建てることができないC地区(ヨルダン川西岸地区の約61%を占める)に建てられている」と説明している。
この学校は昨年(2022年)の学校年度の開始前に、EUの資金援助を受けて建設された。
パレスチナ人や国際人権レポートによると、イスラエル当局は、C地区において(イスラエル当局の)許可のない建築や土地の開拓を禁止している。しかも、建築許可の取得はほぼ不可能だということだ。
オスロ合意(1993年)によりヨルダン川西岸地区は3つの地区に分割された: A地区はパレスチナ自治政府が完全に統治している。 B地区は治安をイスラエルが管理し、市政、行政はパレスチナ自治政府が担っている。C地区は市政、行政、治安すべてがイスラエルの管理下にある。
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