パレスチナ:パレスチナに連帯し、アラブ各国における芸術活動の延期が発表される(1)

2023年10月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■「レバノンとアラブ世界はパレスチナに連帯してフェスティバルを中止し、活動を中止する」

【ベイルート:本紙】

イスラエルの軍事分子の手によってパレスチナの土地で発生している血なまぐさい出来事は、その他の全ての事件に影を落とし、自らの大義、領土、尊厳、誇りを守るために苦しみ殉死しているパレスチナの人々との連帯の一歩として、レバノンやアラブ地域での大規模かつ多様な芸術的、文化的、そして社会的な活動やコンサートの中断、あるいは芸術的かつ歌謡関連の出版の停止に繋がることとなった。

こうした流れの一環として、ジョー・アシュカル、ジャード・シュワイリー、ティアラ・ワーヒブら芸術家たちによるフェスティバル「バダロ!路上で、バルコニーに届くまで」はパレスチナ問題との連帯を表明するために別の日に延期となった。また歌手のラナ・サマーハはパレスチナの人々の苦しみを考慮し、自身のアルバムの発売を延期し、曲をひとつ発表することを決めた。

ヨルダンのイベント興行会社は今日、パレスチナの領土で発生している出来事への連帯を表明するため、フェスティバル「カイロキー」を延期すると発表した。このフェスティバルは、アンマンでのイベント「アクアフィナ」の一部であり、ヨルダンのバンド「オクターヴ」によるオープニングプログラムとともに、金曜日に首都アンマンのジャバル・カルアで開催される予定であった。

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翻訳者:深澤佳那子
記事ID:56551