レバノン:ヒズブッラー構成員の葬儀に際しラアド議員がスピーチ

2023年10月27日付 Al-Nahar 紙

■ヒズブッラーはナバティーエで構成員3人に別れを告げる。
■ラアド氏:我々はイスラエル人のイメージが虚構であることを暴露した。

【本紙】

ヒズブッラーは、ナバティーエ市で今日(27日)午後に行われた厳粛な葬列で3人の構成員の死を惜しんだ。その3人とは、フセイン・ムハンマド・アリー・ハリーリー氏(サルマーン)、ムハンマド・アフマド・ダルウィーシュ氏(アブー・アフマド)、タハ・フセイン・タハ氏(アブー・アリー・ハーディー)である。

参列者はナバティーエの福音派学校付近の広場に集結した。そこでは3つの棺に棺かけとヒズブッラーの旗が巻かれ、特別な敬意を払う葬儀が行われた。またそこには、(議会の)「抵抗への忠誠」会派会長のムハンマド・ラアド議員、ハーニー・クバイシー議員、ナースル・ジャービル氏、ハッサン・イッズッディーン氏、アーミル山第2地区責任者のアリー・ダウーン氏、シャキーフ自治連合トップのムハンマド・ジャミール・ジャービル氏、ナバティーエ市長のアフマド・クハイル氏、そして政党・国軍・イスラーム勢力の代表者、ウラマーらが出席していた。

ラアド氏はスピーチを行い、「今日ガザで我々が目にしている敵(の姿)は、死の苦しみであり、生命を示唆するものではない。よって、勝利の到来が近いことを喜べ。今日我々がイスラーム抵抗運動で行っているのは、ガザの支援であり、実際にそれは我々の人民と祖国、そして安全を守っているのである」と語った。

そして、「我々は、イスラエル人の威厳があり優れたイメージという虚構の全貌を暴く段階にあり、それを暴露した。今日イスラエル人の本性が露わになった。イスラエル人は人々の間に生きる破壊的で変幻自在な獣である。我々の土地にも地域にもその獣のための場所はない。獣を愛し、抱擁し、庇う者は、獣が欲する場所へ獣を連れていけばいい。だが、我々の地域にシオニストと住む場所などない。これは、ガザで敵であるシオニストが行っているせん滅戦争から我々が結論付けたことである」と続けた。


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翻訳者:大森耀太
記事ID:56616