チュニジア:ガザに2度目の救援飛行機を送る

2023年11月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
■チュニジア政府がガザに新たな救援物資を積んだ飛行機を送る…救国戦線の指導者は社会への「シオニストの侵入」を警告

【チュニス:本紙】

月曜、エジプトのアリーシ空港に向けて、ガザ地区に輸送する支援物資が積まれたチュニジアの2番目の救援飛行機が離陸した。

チュニジア赤新月社の女性スポークスマン、ブサイナ・カラーキバ氏は、モザイク放送に「今日の貨物輸送は2度目にあたり、パレスチナ人の支援という国家の責務の枠組みの中で行われている。1万皿以上のインスタント食料、大量の局部・全身麻酔薬、抗生物質を含んでいる。それに加え、骨折に特化した豊富な量の外科手術用の医療器具、発電機、多数の車椅子、1000枚の毛布もある。」と述べた。

この輸送には、エジプト赤新月社の医師たちと連絡を取り合うチュニジアの医師が同乗し、次の段階で彼らに必要となるもののリストを確定する。そして、それに照らし合わせて次の支援物資の調達が行われることになっている。

またチュニジア赤新月社のアブドゥッラティーフ・シャーッブー社長は「この貨物の物資はパレスチナの人々の今のニーズを考慮していて、その量は11トンに及ぶ。積み荷はエジプト赤新月社に引き渡され、同社が赤新月社・赤十字社の国際的なエンブレムの保証のもと、ラファの検問所を通りパレスチナ側へ輸送する。そしてその後、支援を必要としている人に配給される。」と述べ、「前回の積み荷がパレスチナ側へ到着したことを確認しており、証拠書類もある」と強調した。

(後略)


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翻訳者:横山日向子
記事ID:56716