エジプト:モナー・アブドゥル・ガニーは自身の誕生日プレゼントよりもガザ支援を求める
2023年11月15日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️モナー・アブドゥル・ガニーは彼女への誕生日プレゼントを拒否しガザ支援を求める
【カイロ:本紙】
エジプトの芸術家であるモナー・アブドゥル・ガニー氏は、彼女への誕生日プレゼントを拒否し、ガザ及びパレスチナの住民への支援を求めたことを表明した。
タレントのイーマーン・イッズッディーン氏と出演したCBCチャンネルでの番組「女性は嘘のつき方がわからない」の昨日の回で、同氏は友人が誕生日のために本来お金を集めたが、それがガザ支援に対して寄付されたことを語った。その上、彼女の80歳を超える叔母がパレスチナやガザで起きたことが原因で眠れないこと、責務とガザの人々への支援のために行動していることに言及した。
また、人々がパレスチナのために団結し、諸行事、集団での行動、市民社会組織や様々な寄付の手段を通じてガザに対する支援を提供していると付け加えた。
タレントのイーマーン・イッズッディーン氏は、パレスチナで起きていることが特に女性に、彼女達の感情や感受性の高さゆえに影響を与えるのだと述べた。そして決して女性は別の星に生きているのではなく、むしろ彼女らはパレスチナやガザで起きていることの全てに心を痛めていると強調した。この番組「女性は嘘のつき方がわからない」は社会的であり、女性だけに語りかけているわけではない。そのため、パレスチナの情勢に注視しないわけにはいかないということを確認した。
彼女は、女性達が献血のキャンペーンをはじめとする、ガザ住民の苦痛を和らげるためにできるあらゆることを提供していると続けた。そして、最終的には我々皆が人間なのだと強調したのだった。
翻訳者:若杉宗一郎
記事ID:56731