■世界食料計画(WFP):ガザ地区のほぼ全住民にあたる220万人が緊急食料支援を必要としている
【イスタンブール:アナトリア通信】
世界食料計画(WFP)は木曜日、220万人にあたるガザ地区のほぼ全住民が緊急食料援助を必要としていると述べた。
国連傘下のWFPは声明で、「ガザ地区の数十万人の避難民は過密状態で食料や水が枯渇する避難所や病院に押し込められている。これらはイスラエルが48年前からガザ地区に対し仕掛けてきた破壊的な戦争の結果である」と加えた。
声明は「およそ220万人にあたるガザ地区のほぼすべての住民が現在緊急の食料援助を必要としている」と強調したうえで、「ガザ地区での紛争の急速な過激化は住民全員を絶望的で悲惨な状況に追いやった」と指摘した。
同声明は「ガザ地区内で可能な限り早急に作戦を遂行するために、我々は敵対行為を停止させ、食料と燃料への安全なアクセスを確保する必要がある」と続けた。
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