≪外国人の退避のためにラファ検問所を開放する≫

悪化し続けるガザ地区での人道的状況に対して行なっているエジプトの努力の一環として、ラファ検問所を経由したガザからの外国人市民の受け入れ避難に便宜を図るべく、エジプトのすべての関係機関による準備が順調に進んでいる。なお、外国人の数はおよそ7000人、国籍は60カ国以上にのぼる。

関係当局は、指示やエジプトの準拠法に基づいてガザ地区にいる外国人の受け入れおよび退避計画と、ラファ検問所から出てくる外国籍市民の受け入れにおいて全ての外国使節に委ねる役割を策定した。特に、これらの国の市民がエジプトへの入国許可を得るために必要な渡航書類の発行や、限られた時間内での避難、およびそのために必要な後方支援の実施に関する計画が練られた。

また、外国人であれイスラエルによるガザ空爆の被害に遭って負傷したパレスチナ市民であれ、救急医療が必要な症例を受け入れるためにエジプト当局は医療面の準備も行なっている。具体的には、エジプトに来た人々への応急処置を提供したり、救急車両を確保したり、重症患者を受け入れるための病院の設備を整備したりしている。

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