ヒズブッラー:イスラエル軍との戦闘で構成員2人が死亡

2023年12月17日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヒズブッラー:イスラエル軍との戦闘で構成員2人が死亡したと発表

【アナトリア通信】

日曜日(17日)ヒズブッラーは、レバノン南部国境付近でのイスラエル軍との戦闘で2人の構成員が死亡したと発表した。また、これにより今年10月8日からの戦闘での同組織の合計死者数は110人に増加した。

ヒズブッラーは声明で、「ベイト・リーフ村(南部)出身のムーサー・ムハンマド・ムスタファー氏」を悼んだ。

またそのなかで、詳細を詳らかにはしなかったが、ムスタファー氏は「エルサレムへの道半ばで殉教した」と言及した。

そして別の声明でも、「アイタ・シャアブ村(南部)出身で同じくエルサレムへの道半ばで殉教したハッサン・マアン・スルール氏」への哀悼の意を示したが、こちらもそれ以上の詳細は明らかになっていない。

アナトリア通信のモニタリングによると、今年10月8日以降のイスラエル軍との交戦や爆撃の応酬におけるヒズブッラー側の死者数は110人にのぼったという。

10月8日以降ガザ地区と連帯するために、ヒズブッラーとレバノンにいるパレスチナ武装勢力はイスラエル軍と毎日爆撃の応酬をしている。そして、これが原因で国境の両側では数十人の死者と負傷者が発生している。


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翻訳者:大森耀太
記事ID:56927