スペイン:ガザでの即時停戦を求める署名活動
2023年12月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
■スペインで1万人以上の芸術家、思想家、ジャーナリストがガザ地区の「テロと集団虐殺」の停止を求める
【マドリード:諸通信社】
1万人以上の芸術家、思想家、ジャーナリストらが「戦争は止めなければならない、テロも集団虐殺も許さない」とする声明に署名し、ガザ地区に対する占領軍による継続的な侵略の停止を求めた。
スペイン紙『エル・パイス』によると当該の声明は、ガザでの戦争の終結を求める国際キャンペーンの一環として、今年の10月17日から12月17日までの期間に署名が可能となっていた。
パレスチナ国営通信『ワファー』によると、この期間中、スペイン国民約8,000人とその他31か国の人々、計10,327人がこの声明に署名した。
「即時かつ絶対的な停戦」の要求は、爆撃の停止、国際法の遵守、人道回廊の運用を含む占領国への要求のなかでも特に強調された。
声明はまた、二国家解決とパレスチナ国家の承認に基づいて、可能な限り早期に和平合意に達する必要性も強調した。
声明に署名した著名人には、映画監督のペドロ・アルモドバル氏、映画俳優のアルバ・フローレス氏、ヴィッキー・ペーニャ氏、ルイス・トサール氏、音楽家のジョアン・マヌエル・セラット氏、アマラル、トニー・ゼニット氏、画家のルイス・ゴルディージョ氏、ファッションデザイナーのハビエル・マリスカル氏らが含まれる。
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翻訳者:吉田最音
記事ID:56931