アヤソフィア外国人観光客の入場料は25ユーロ―1月15日から

2024年01月12日付 Hurriyet 紙

文化観光省は、アヤソフィア・モスクに礼拝に来る人々と文化的な訪問に来る人々向けの入口を分ける措置を終了した。この歴史的なモスクに観光目的で訪れる外国人から徴収される入場料は25ユーロになる。

文化観光省の発表によると、同省のメフメト・エルソイ大臣がアヤソフィア・モスクで始めた復元・保全工事の枠内で訪問客向けに作られたギャラリーフロアの、アフメト3世の泉の向かい側にあるチケットゲートの供用が1月15日に開始される。周遊ルート沿いに防護柵が設置されているアヤソフィア・モスクでは、監視カメラ、火災警報システム、緊急放送システムが設置された。

■入口で長蛇の列はできない

モスクのギャラリーフロアの大理石製の部分と木製の柵で囲まれた部分では、清掃保全活動が専門家協会の賛成・指導のもとで保全要員によって実施された。エルソイ大臣が以前アヤソフィア・モスクで開始すると表明した訪問者管理プランの実行により、もはやこの歴史的なモスクに長蛇の列はできない。

この歴史的なモスクの南側の縁にあるベヤズト2世モスクのミナレットの下にあるトンネルと出入口ゲートは、管理された状態で拡充される。アヤソフィア・モスクで訪問客はギャラリーフロアに到着し、北東方向にある出入口から外に出る。ギャラリー部分を訪れた観光客はここでモスク地上階とオスマン帝国時代の増築部分を見て天国・地獄の門を通り過ぎ、この部分にあるビザンツ帝国時代のモザイク画を見ることになる。

1月15日に新しい運用が始まり、観光客はモスクの礼拝環境を壊すことなく訪問が可能になる。アヤソフィアではQRコードを活用したヘッドホンシステムにより、観光客の携帯電話もしくは1回限りの音声サービスで、観光客も礼拝を妨げることなく静かな環境で23言語で情報を得ることができる。この歴史的なモスクに観光目的で訪れる外国人向けの入場料は25ユーロとなる。


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翻訳者:神谷亮平
記事ID:57130