イエメン:フースィー(フーシ)派に対する攻撃の影響により石油価格が上昇
2024年01月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イエメン情勢の緊迫化により石油、ガス、金の価格が上昇
【イスタンブール:アナトリア通信】
米国と英国がイエメンのフースィー(フーシ)派関連標的への攻撃実施を発表したことを受け、金曜日の早い取引でエネルギーと金の価格が上昇した。
金曜日未明、ホワイトハウスは10か国の共同声明で「紅海の商船に対するフースィー派の攻撃に対抗し、米軍と英軍はフースィー派が支配しているイエメンの各地域の目標に対して共同攻撃を実施した」と発表した。
ホワイトハウスが発表したところによると、共同声明は米国、英国、オーストラリア、バーレーン、カナダ、デンマーク、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、韓国の政府の名において発表された。
グリニッジ標準時(GMT)3時30分までに、3月に納品されるブレント原油先物価格は2.4%(2.1ドル)上昇し、1バレル=79.8ドルとなった。
また、バブ・エル・マンデブ海峡を通るエネルギー供給に影響が出るのではないかとの懸念から、天然ガス契約は2.1%上昇し、100万熱量単位当たり3.2ドルとなった。
同様に、イエメン情勢の緊迫化により金先物価格は0.45%(8.6ドル)上昇し、1オンス当たり2,037ドルとなった。
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翻訳者:吉田最音
記事ID:57139