アミール・アブドッラーヒヤーン氏「イスラエル首相ネタニヤフ氏は戦争が解決策でないことを理解すべき
2024年01月17日付 Iran 紙
【イラン・オンライン政治部】イラン外相ホセイン・アミール・アブドッラーヒヤーンは、「ガザにおける虐殺をやめることは、レバノン南部での戦闘を止めうる。戦争が解決策ではないこととイスラエルの捕虜が解放されることはないだろうということをネタニヤフ氏は理解するべきだ。解決策は自明であり、停戦・強制移住の停止・人質交換である。」と述べた。
アミール・アブドッラーヒヤーン氏は、「戦後の国家運営のため、パレスチナの指導者との協議の中で解決策を審議する。解決策は、ガザ地区およびヨルダン川西岸地区のパレスチナ人間での国民投票の実施である。占領者に対する抵抗活動は今後も続くだろう。」と続けた。
同氏はさらに加えて、「ネタニヤフ氏は、解決策は戦争にあると考えており、アメリカを頼りにしている。だが、我々は、政治的な解決策を考慮し、戦争を解決策とは考えない。」と話した。
イラン外相は、「ヨーロッパ諸国との協議や、アメリカとの間接的協議を開始した。最終的にこれらの協議は、オマーンの働きかけで実現した。これらの間接的協議の目的は、意見のすり合わせである。我々は同様に、関係各国がJCPOA合意に回帰する助力となるあらゆる措置を歓迎する。アメリカ側に必要な意思があるのなら、同意が成りうると我々は考えている。」と述べた。
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翻訳者:MD
記事ID:57222