イエメン:フーシー派が米国の商船を攻撃したと発表
2024年02月01日付 al-Quds al-Arabi 紙
■フーシー派はイスラエルに向かっていた米国の商船を狙撃したと発表
【サナア:諸通信社】
海上警備会社のAmbrey社が木曜日未明(1日)に報じたところによると、イエメンから発射されたミサイルが同国沿岸付近にいた米国の商船を直撃した。
また同社は、「商船はイエメンのアデン湾南西を航海中にミサイルで狙われたとの情報が入っている」と述べたうえで、「その船から爆発の報告が入った」と付け加えた。
そして同社は、イエメンの「タイズ県からミサイルが発射されたことを確認している」と続けた。
この事件の以前に、イエメンのフーシー派がイスラエルの港に向かっていた米国の船舶に対して複数のミサイルを発射した発表している。
フーシー派のヤフヤー・サリーウ軍事報道官は、我々は紅海にて船舶「KOL」を「複数の海上ミサイルで狙撃し、直接的で大きな損害を与えた」と述べた。
西欧やイスラエルに反対する「抵抗の枢軸」の一部であり、イランの支援を受ける諸派から成るフーシー派は、数カ月前から紅海で船舶の妨害を行っており、このような妨害は米英の報復攻撃を招いた。
米国国防省は火曜日(30日)、11月19日以降フーシー派は30回以上攻撃を行ったと述べた。
一方でフーシー派は、攻撃はパレスチナ人と連帯し、イスラエルのガザ地区に対する戦争に抗議するためであると述べている。
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翻訳者:大森耀太
記事ID:57255