シリア:イスラエルが空軍基地とホムス周辺を攻撃
2024年02月06日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエルがシャイラト空軍基地とホムス周辺を攻撃
【ダマスカス:諸通信社】
シリア人権監視団体の発表によると、火曜深夜から未明にかけてのシリア中部のホムス地域を標的としたイスラエルの空爆により、民間人2名を含む4名が殺されたという。また、シリア政府は、その爆撃で多くの民間人死傷者が発生したと発表した。
人権監視団体のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は「イスラエルのホムス市攻撃により民間人2名を含む4名が殺された」と述べた。
一方、シリア政府国防省は声明で、「イスラエルの敵兵は(レバノン北部の)トリポリ北部方面から攻撃を開始し、ホムス市街とその郊外の多数の地点を標的とした。なお、我々の対空防衛手段によって敵のミサイルに反撃し、いくつかを撃墜したが、この攻撃によって多数の民間人が死亡、負傷した」と述べた。
政府の軍事情報筋によると、火曜の攻撃ではシャイラト空軍基地とホムス郊外の数か所が標的にされたという。
また、目撃者は、爆発したミサイルの破片がホムス市北西のワウル地区の農地、市街中心部のフムラ通り、タダンムル・ラウンドアバウトの東、ホムス製油所周辺の落下し、物的被害が出ていると証言している。
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翻訳者:進藤蘭
記事ID:57284