イラン、石油タンカー「セント・ニコラス」の船員18人を釈放|アメリカによるイラン石油の窃盗事件
2024年03月27日付 Hamshahri 紙
石油タンカー「スエズ・ラジャン」は、イラン暦1402年2月(西暦2023年4月)に積載していたイラン・イスラーム共和国産の石油を米国の指示のもとで盗み、同国の港に移送し、提供していた。
【ハムシャフリー電子版】フィリピン外務省は水曜日、石油タンカー「セント・ニコラス」に乗っていた同国の船員18人が無事帰国したと発表した。
イラン暦1402年10月21日(西暦2024年1月11日)、イラン・イスラーム共和国軍が、米国によるタンカー「スエズ・ラジャン」の違反とイラン石油の窃盗を受けて、「セント・ニコラス」という新しい名前になった先述の石油タンカーを差し押さえたと発表した。
石油タンカー「スエズ・ラジャン」はイラン暦1402年2月(西暦2023年4月)に積載していたイラン・イスラーム共和国産の石油を米国の指示のもとで盗み、同国の港に移送し、提供していた。
イラン・イスラーム共和国軍はまた、このタンカーは米国政権による石油窃盗への報復として差し押されられたと発表した。
フィリピンは、同国の船員が複数のグループに分かれて帰国し、そのうち最後の6人のグループが先週フィリピンに入国したと発表した。
フィリピン政府は声明の中で、イラン・イスラーム共和国にも感謝の意を表明した。
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翻訳者:LJ
記事ID:57579