ガザ:24時間以内に89人のパレスチナ人が殺害される
2024年04月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ガザ地区で24時間以内に89人のパレスチナ人が殺害される
【アナトリア通信】
パレスチナ保健省はイード・フィトルの3日目にあたる金曜日、イスラエル戦争による犠牲者数が死者33,634人、負傷者76,214人に達したと発表した。
この数値は、同省がガザ地区で189日間続いているイスラエル戦争による死傷者数に関して発表している日次統計報告書によって明らかにされた。
同省は以下のように述べた。「イスラエル占領軍は、ガザ地区の家族に対して8件の殺戮を犯し、これにより過去24時間以内に負傷者数120人、死者数は89人が病院に運ばれた」。
さらにこれによって、「昨年の10月7日以来、イスラエルの侵攻による犠牲者数は死者33,634人、負傷者76,214人に増加した」という。
同省は「多くの犠牲者が道やがれきの下におり、救助隊や民間防衛隊のスタッフも彼らのもとにたどり着けない」と付け加えた。
パレスチナ側や国連から出された複数の声明によると、ガザ地区に対する戦争はその大半が子供や女性であった10万人以上の死傷者をだし、子供や高齢者の命を奪った甚大な破壊と飢餓をもたらした。
国連安保理から即時停戦決議が出されたにもかかわらず、そして「ジェノサイド」容疑で国際司法裁判所(ICJ)に初めて出廷したにもかかわらず、イスラエルは戦争を続けている。
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翻訳者:小林友哉
記事ID:57651