ヨルダン:イスラエル・イラン間での報復合戦の停止を訴える
2024年04月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヨルダンがイスラエル・イラン間での相互の「報復」を終結させるよう訴える
【アンマン:アナトリア通信】
金曜日(19日)早朝、ヨルダンは中東地域における情勢緊迫化を警告した。これは、イスラエルが関与しているイランへの攻撃が明らかになったことを受けてのもので、両国間での報復の応酬を終結させるよう訴えた。
外務大臣のアイマン・サファディー氏は、自身の公式Xアカウント上で「我々は地域の情勢緊迫化がもつ危険性を警告するとともに、地域を戦争へと引きずり込むあらゆる行為を非難する」と述べ、「イスラエル、イラン両国の報復の終結」を呼びかけた。
また、同氏は以下のように述べた。「ガザにおける非人道的な戦闘は即刻停止されなければならない。」
そして、「世界はガザにおける壊滅的な侵略行為の終結に注力し続ける必要がある。」と語った。
金曜日の朝、ベンヤミン・ネタニヤフ首相率いるリクード党所属の国会議員、ターリー・ゴトリヴ氏は、イスラエルがイランを攻撃したが、イスラエル政府が公式に行った作戦ではないと示唆した。
なお、これらの報道は、ここ数日イスラエルがテヘランを攻撃すると脅したことを受けてのものだ。ちなみに、この攻撃は、イランが自国の領土からイスラエルへ向けて数十機のドローンやロケットを飛ばした、直近の攻撃に対する報復だという。
一方、ヘブライ語チャンネル「チャンネル12」はは「イスラエル外務省が、各国にあるのイスラエル大使館にイランでの攻撃に関する報道に対してコメントを控えるよう要請した。」と報じた。
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翻訳者:西岡駿
記事ID:57716