エルドアン大統領、ハマス・リーダーとイスタンブルで会見

2024年04月20日付 Milliyet 紙

エルドアン大統領は、ハマス最高指導者のイスマーイール・ハニヤ政治局長をドルマバフチェ宮殿の執務室で迎え、会談の詳細が明らかとなった。このあとエルドアン大統領はエジプトのサーメハ・シュクリ外相と会談した。

エルドアン大統領とハマスのイスマーイール・ハニヤ政治局長の会談がドルマバフチェ宮殿の執務室で行われた。

エルドアン大統領はハマスのハニヤ政治局長をドルマバフチェ宮殿の執務室に迎え入れ、14時30分から始まった会談は16時50分まで続いた。

◾️会談の内容は

大統領府通信局は会談に関する声明を出した。通信局の声明は以下である。

エルドアン大統領閣下はハマスのイスマーイール・ハニヤ政治局長をイスタンブルで迎えた。会談ではガザ地区をはじめとするパレスチナ自治区に向けたイスラエルの攻撃や、ガザ地区に向けた十分かつ持続的な人道支援の必要性、公平かつ継続的な和平交渉が議題に上った。

エルドアン大統領は、トルコが国際社会の目をパレスチナ人への迫害に向けるよう外交努力を続けており、残虐行為の停止と即時停戦の必要性をあらゆる機会を捉えて訴えている、と述べた。

同大統領は、イスラエルがパレスチナ人に行っている不正の報いをいつの日か受けることや、トルコがあらゆる場を借りてガザ地区に向けられた虐殺を伝え続けていること、あらゆる努力が、地域の平和の鍵となる独立国家パレスチナの建国や、地域に恒久的な平和が訪れるように費やされている、と説明した。

エルドアン大統領は、この過程の中、パレスチナ人たちが連帯して行動することが極めて重要であり、イスラエルにむけた最も効果的な対応と勝利への道が連帯と一体化から始まり、国際世論を間違った方向に誘導するイスラエルに対しパレスチナ側が正当な訴えをしており事実をより一層説明していくことが必要である、と述べた。また、苦しみを少しでも軽減するために、トルコがパレスチナに人道支援を続けており、この日までに4万5千トン以上の支援物資を届けており、輸入制限を含む一連の経済制裁をイスラエルに対し実施している、とも説明した。

イスラエルとイランの緊張関係にも触れたエルドアン大統領は、事件がイスラエルに有利な環境とならないようにすべきであり、西側でイスラエルの攻撃を問題とする雰囲気が霧散しないよう、注目を再びガザげ引きつけるための努力が重要であると強調した。

また、ハニヤ政治局長にイスラエルの攻撃で死亡したハニヤ氏の子どもと孫のために哀悼の意を伝えた。

会談にはハカン・フィダン外務大臣、イブラヒム・カルン大統領府報道官、ファフレッティン・アルトゥン大統領府通信局長、アーキフ・チャータイ外交・安全保障問題主席顧問、大統領主席顧問のセフェル・トゥラン氏も同席した。

◾️エジプト外相とも会談

エルドアン大統領は、エジプトのサーメハ・シュクリ外相をドルマバフチェ宮殿の執務室に迎え入れた。同大統領は会談のため17時に執務室を訪れ、30分後に会談を終えた。

会談については大統領府通信局が声明を出し、以下のような内容であった。

エルドアン大統領はサーメハ・シュクリ外相をイスタンブルで迎え入れた。

会談では、トルコとエジプトの2国間関係、イスラエルがガザに向けた攻撃に関わる展開、世界・地域内のテーマについて話し合った。

エルドアン大統領は、イスラエルのパレスチナ市民に向けた攻撃が続くにつれて緊張と軍事衝突が他の地域に拡大するリスクが高まると語った。

エルドアン大統領は、地域全体が衝突の応酬の渦に飲み込まれないようイスラエルとイランの緊張を緩和することが重要で、イスラムを信奉する国家同士の協力が重要だと話した。

同大統領は、恒久的な解決に向けて良識ある行動をとり、戦略的な思考を駆使することが重要だと述べ、ガザでの虐殺を終わらせるために速やかな停戦を構築し、人道支援がガザに途切れずに届けられることが重要であると述べた。

会談にはハカン・フィダン外務大臣、イブラヒム・カルン大統領府報道官、ファフレッティン・アルトゥン大統領府通信官、アキフ・チャータイ外交・安全保障問題主席顧問、大統領主席顧問のセフェル・トゥラン氏も同席した。


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翻訳者:小林佑輔
記事ID:57726