イスラエル:ユナイテッド航空、安全上の理由により5月2日までテルアビブ行の便を欠航に
2024年04月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ユナイテッド航空、安全上の理由により5月2日までテルアビブ行の便を欠航に
【ロイター通信】
ユナイテッド航空はイスラエルによってイランに対して行われたと思われる攻撃に起因する安全上の理由から、ニュージャージー州ニューアーク発、イスラエル・テルアビブ行の毎日便を5月2日まで欠航とした。
同航空会社は予定されていたニューアーク発テルアビブ行の第二便も5月18日まで欠航すると発表した。同様にドイツのルフトハンザ航空もアルビール行およびテルアビブ行の全ての便を、明日土曜まで欠航とした。
複数の情報筋によると、イスラエルは今日金曜日にイランに対して攻撃を仕掛けた。イラン政府は今回の出来事の重要性を軽視し、自国が報復を計画していないことを示した。これは地域的な紛争を避けることを企図した動きであるとみられる。
ユナイテッド航空は今週初めにも、先週の月曜日に予定されていた便の欠航を発表した。
世界の航空会社はイランによるイスラエルに対するミサイルおよびドローン攻撃によって、運行上の障害に直面しており、この結果アジア・ヨーロッパ間の運行の選択肢が狭まることとなった。
ユナイテッド航空は3月2日にニューヨーク・テルアビブ間の直行便の運行を再開した初の大手航空会社で、一方デルタ航空は6月7日からの運航の再開を予定している。
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翻訳者:鳥居隼斗
記事ID:57728