国民教育省による、全教育課程の必須授業に関する「トルコ100年教育モデル」の新しいカリキュラムの草案が、「https://gorusoneri.meb.gov.tr」のアドレスを通じて人々の意見を募集した。新カリキュラムの草案に関しインターネットサイトを通じて1週間に渡り意見を伝えられる。
トルコ100年教育モデルは、単にここ一年のものではなく、10年にわたる息の長い作業の成果と判明した。
カリキュラム作成の過程で、とても長い意見交換、世論での反響を通じた検証が行われ、会議が実施された。すべてこうした集積は、去年の夏ごろにデータがまとめられ、これらのデータは体系化された。
モデルの諸能力の枠組みが作り上げられる中で、学者、教員、その他の教育関係者たちの参加によって20のワークショップが開催された。その後、各授業のために編成されたチームが何百もの会議を行い、カリキュラム草案が完成した。
去年夏から今日に至るまでだけで、1000人以上の教員と学者によって会議が行われた。260人の学者、700人以上の教員がこうした会議に継続的に参加した。
この他に、追加で人々の意見を参照した学者、教師、1000人を超える教育関係者が、共同で取り組んだ。教育省の中央組織の全部署もカリキュラムに集中的に取り組んだ。
1週間の掲示期間を経て、「トルコ100年教育モデル」は、教育規律委員会による、最終の批判、意見、提案、共有に沿って修正が施され、最終形に達することになる。
新カリキュラムは来教育年から就学前、小学1年、中学1年生、高校1年生で順次実施される。(注;トルコは4年+4年+4年制)
「トルコ100年教育モデル」の新カリキュラム草案にアクセスするにはクリックしてください。
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翻訳者:鈴木敬人
記事ID:57767