トルコ科学アカデミー(TÜBA)、環境・生物多様性・気候変動研究グループ研究員のドーアン・ヤシャル博士は、明日以降、アラビア半島や北アフリカ越しに、トルコへ砂漠の粉塵がやってくるだろうと発表した。
トルコ科学アカデミー(TÜBA)、環境・生物多様性・気候変動研究グループ研究員のドーアン・ヤシャル博士は、明日以降、アラビア半島や北アフリカから飛来する砂漠の粉塵が影響を及ぼすだろうと明らかにしながら、「砂漠の粉塵は特に金曜日に強まるだろうと述べた。」
トルコ科学アカデミー(TÜBA)、環境・生物多様性・気候変動研究グループ研究員のヤシャル博士は、明日以降、アラビア半島や北アフリカ越しに、トルコへ砂漠の粉塵がやってくるだろうと発表した。
◾️「トルコを覆うだろう」
砂漠の粉塵が特に金曜日に影響を強めると強調したヤシャル博士は、「西アナトリアへは砂漠の粉塵はサハラ砂漠からやってきています。アナトリア南東部はというとアラビア半島からやってきます。アナトリア南東部のチュクロヴァをはじめとした肥沃な土地は、アラビア半島からやってくる粉塵のおかげでもあります。金曜日、トルコを覆うでしょう。」と述べた。
◾️「雨が降れば実りある一年になるだろう」
降雨の予想がされるため、飛来した粉塵が空中にとどまることはないだろうと述べたヤシャル博士は、「雨が降れば、地面に落ちるでしょう。雨水とともに地面に落ちるということは、より豊穣を手にするということです。なぜなら、直接地面に注がれるからです。砂漠の粉塵というものには、実際に自然の肥料なのです。私たちはそれらを『ケイ酸塩鉱物』と呼びます。この層のなかにあらゆる種類の栄養分があるのです。鉄分からマグネシウムまで全ての物があります。雨が降れば、実りある一年になるでしょう。」と述べた。
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翻訳者:橋本響
記事ID:57865