熱気球、トルコは世界1!

2024年05月11日付 Cumhuriyet 紙

交通インフラ大臣アブドゥルカディル・ウラルオール氏は、民間航空管理総局の熱気球における安全な飛行を目的とした取り組みの影響で気球の安全の強化を行い2011年から2024年5月1日まで31万301機の気球の飛行で586万3千176人の国内外の観光客が遊覧したと話した。ウラルオール大臣は、トルコで現在認可を得た67の気球事業、6つの承認された教育機関、434台の気球と682人の気球の操縦士があることを指摘し、「商業的な飛行を利用した観光客の数は2022年で記録的な水準に達し75万人であった。2023年に行った2万7千318回のフライトで61万5千63人の観光客が気球で飛行した。2024年には5月1日までに、まだ休暇シーズンがはじまっていないにも関わらず気球を利用した観光客の数は18万3千574人になった。この数字は今年新記録を打ち立てる可能性があることを示している。」と語った。

交通インフラ大臣アブドゥルカディル・ウラルオール氏は、トルコで活動する熱気球事業、飛行分野に位置を占める航空交通手段とトルコの熱気球事業者に関する発表を行った。ウラルオール大臣は、トルコは交通量と飛行日数の観点から世界で最も大きな規模で商業熱気球運行を行う地域であることを強調し、カッパドキアで一日に行われる飛行の数は、世界の他の飛行を行える地域ではお祭りの時にのみ到達できることを述べた。 
トルコですでに認可された67の熱気球事業、6つの承認された教育機関があることを述べたウラルオール大臣は、更に件の気球事業に434台の気球と682人の気球の操縦士があると強調した。ウラルオール大臣は、「気球飛行活動は我が国のカッパドキア、パムッカレ、ソガンル、チャット、ウフララ、アフィヨンカラヒサール、アンタルヤの計7地域で実施されている。この飛行の80%以上がカッパドキア地域で運行されている。トルコで気球飛行が増加し、カッパドキアの認知度が高まった2011年以来、586万3千176人の国内外の乗客が利用し、31万301回気球を飛ばした。」と述べた。

商用気球の乗客数が2022年には過去最高の75万人に達したと発表したウラルオール大臣は、2023年には2万7千318回の飛行で、61万5千63人が気球で飛行した。 2024年を見てみると、5月1日時点で18万3千574人が気球で飛んだことがわかる。この数字は、休暇シーズンが始まっていないにもかかわらず、記録的な水準に達する可能性があることを示している。」と話した。

さらにウラルオール大臣は、トルコで最も多くの気球飛行が行われるカッパドキア地域では気候と風の構造により、年間平均280日の飛行が可能であると話し、以下のように続けた。「カッパドキア地域では、2022 年以来月平均 2千500 回の気球飛行が行われ、同時期からこの期間までに月平均 5 万人の乗客にサービスを提供した。これは年間60万人ということになる。この数字は世界で唯一です。ドイツ、イギリス、フランス、オランダなどのヨーロッパ諸国は年間最大60日飛行可能だ。カッパドキア地域の飛行数に最も近いと考えられる商用飛行はケニアで運行されています。ケニアでは 1 日に約 40 ~ 50 機の気球が飛行しますが、飛行できるのは年間最大 120 日だ。商用気球の運行が盛んなオーストラリアとタンザニアでは、飛行可能日数は100日から120日の間で変化する。」


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翻訳者:鈴木敬人
記事ID:57882