■駐アイルランド・パレスチナ大使、本紙に対し「現在までアイルランドによる5月21日のパレスチナ国家承認に関する公式発表は出ていない」と述べる
【ダブリン:本紙】
駐アイルランド・パレスチナ大使であるジーラーン・アブドゥルマジード氏は「アイルランド外務省は、パレスチナ国家承認が『近づいている』と強調しているが、現在までこれについて発表の日は決まっていない。これは今月21日にスペインやスロベニアとともにアイルランドが承認をする意向であるという話があがっているにも関わらずである。」と述べた。
同大使は本紙の独占インタビューの中で次のように明かした。「スロベニアとスペインの駐アイルランド大使から受け取った情報は、前述の日にこの欧州2か国がパレスチナ国家を承認するという決定を裏付けるものであった。」
そして「一方、アイルランドに関しては、この政治的動きが今月21日になると、あらゆる徴候を見せているにもかかわらず、これについて同国外務省からの公式発表はこれまでのところでていない」と述べた。
(2)に続く