歌手マルディーニ、起業したコスメ会社のためマルディンでバラの収穫

2024年05月17日付 Milliyet 紙

ベルダン・マルディーニは、2018年に設立したコスメ会社のため、故郷のマルディンに赴いた。歌手マルディーニは、収穫が行われる1か月間、農家の人々と朝5時に畑に行き、バラを収穫し、報道陣を市内に招き、畑や工場を案内した。

歌手マルディーニは、経営しているコスメ会社の畑についての質問に答え、「ここでは、1日は朝5時に始まる。集まってバラの収穫に来ている。ここはブルガリアやフランス、ウスパルタではない。ここはマルディンで、この時期にバラの収穫が始まる。もともとマルディンは観光都市だ。バラ畑に人々が訪れるのは嬉しい。」と述べた。

■「女性の雇用、9割」

45歳の歌手マルディーニは、女性が多く働いていると述べ、「彼女らを見ると涙があふれてくる。この時期のみ300人以上が働いている。毎月固定の60から70人の従業員がいる。イスタンブルの方もある。女性の雇用が9割であること、女性が進出していることを嬉しく思う。」と述べた。

■「この国に外貨が入っている」

この土地で人々に、バラ製品や、ラベンダー製品を販売している。ここからイスタンブルにある生産施設に送っている、そこで販売が開始する。中東、ドバイ、アメリカ、リヤドなどに卸売りを行っている。これはこの国に外貨が入っているということを意味する。」

■「世界で最も高価な花」

歌手マルディーニは、同時にバラとラベンダー、102種類を生産していると述べ、「ドイツ、アゼルバイジャン、カザフスタンとの交流を続けている。ここでは世界で最も高価な花を生産している。昨年は1キロ14000ユーロで販売された。難しい製品だ。バラの香りは全くもって別のものだ。」と話した。

■「強くなって人々がパンを食べられるように」

畑でバラを収穫した後、本職から工場の仕事に移った歌手マルディーニは、音楽についての質問に「この場所が好きだ。家にスタジオを作り、世界へ歌を歌おう。時には、コンサートも開催しなければならない。プライベートジェットがあれば、すぐに行ける。直に実現することを願っている。冗談はさておき、そんなことは気にしない。この頃、車や服にお金をかけたが、必要なかったと思っている。キプロスとトルコの多くの都市、結婚式などで演奏を続けている。音楽でお金を稼ぐ必要がある。この場所は600エーカーで工場もある。私が稼いだものはすべてここに来る。今年はここからも稼ぐだろう。強くなって人々がパンを食べられるように。」と話した。


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翻訳者:大屋千寛
記事ID:57921