国民教育相、指導要領批判に「批判は読んでから」

2024年05月29日付 Milliyet 紙

ユスフ・テキン国民教育相は新指導要領の承認に対して教育組合から寄せられた批判に関し、「批判するのなら自分自身で読んでからをおすすめする。」と述べた。

テキン大臣はトルコ議会(TBMM)で開かれた公正発展党会派会合の前に報道関係者の質問に答えた。ある記者の、私立学校の教師のために基本給の適用を行うかどうかという質問に関して、テキン大臣は「私立学校の代表者らとこの問題に関して取り組んでいる。教師たちが不当に扱われることのないよう、解決策を導き出そうと努力しているところだ。」と述べた。

またある記者が「トルコ百年教育モデル」と題した新指導要領承認の後、教育組合による批判を指摘したことに対し、テキン大臣は、「批判するのなら自分自身で読んでからをおすすめする。」と答えた。

◾️「子どもたちには夏休みを過ごさせて」

学校閉鎖後の夏季に向け、生徒と保護者への助言を発した同大臣は、以下のように述べた。

「子どもたちには夏季を夏休みとして過ごさせてください。学校や授業外で学びながら、社会あるいは芸術活動、また祖国の素晴らしいものを目に焼き付けながら素晴らしい休暇を過ごすことを願っています。保護者の方々に置かれましても、お子様を、また我々の生徒をこのような形で指導していただければと思います。これもまた教育の一環なのです。」


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翻訳者:橋本響
記事ID:57997