G7サミットにエルドアンも参加

2024年05月30日付 Medyescope 紙

6月13日から15日にかけてイタリアで開催されるG7首脳サミットにトルコが参加する。イタリア政府はレジェプ・タイイプ・エルドアン公正発展党(AKP)党首/大統領も招待リストにあると明らかにした。

今年イタリアはG7の主催国を務める。サミットは、6月13日から15日にかけてイタリア南部プーリア州のボルゴ・イグナシアで行われる。

ロイター通信によれば、G7サミットには、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、日本、主催国のイタリアに加え、他の国々も参加する予定である。トルコもそのうちの一国だ。

◾️電話会談を行った

エルドアンAKP党首/大統領は、昨日(5月29日)ジョルジャ・メローニ・イタリア首相と電話会談を行った。エルドアン大統領はメローニ首相にスペイン、アイルランド、ノルウェーがパレスチナを国家として承認する決定をしたことに触れ、イタリアも同様の対応を示すべきだと伝えた。

◾️他の参加国は?

参加国の一つはアラブ首長国連邦(UAE)である。 UAE指導者のシェイフ・モハメド・ビン・ザイード・アル=ナヒヤーン氏も出席すると報じられた。

ロイターに情報を提供した関係者は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子もサミットに出席する可能性があるが、皇太子の参加はまだ正式に確認されていないと述べているという。サウジアラビアの記者でありワシントン・ポストのコラムニストであるジャマール・ハーショグジーがイスタンブルのサウジアラビア総領事館で殺害されたことに次いで、サルマーン皇太子は国際社会から非難を受けていた。ジョー・バイデン米国大統領もサルマーン皇太子とサウジアラビアを「軽蔑されるべきもの」として宣言すると述べた。

専門家によれば、G7諸国は「包括的でより距離が近い」と思われることを望んでいるという。だからこそ彼らは、世界の事態の進展に関係する他の指導者たちをサミットに招待したいと考えているのである。


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翻訳者:芝田幸恵
記事ID:58001