ヤルン、4万人コンサート

2024年06月01日付 Milliyet 紙

自ら作曲し、演奏する歌でトルコポップス界に数々の名曲を残してきた歌手のヤルンは、音楽キャリア20周年をベシクタシュ・スタジアムで実施されたコンサートで祝った。ヤルンは、最も愛される楽曲を4万人と共に一緒に歌った。

2004年にリリースされたアルバム「エッレリネ・サールク(Ellerine Sağlık)」から始まり今日まで様々な楽曲で知られるヤルンは、昨晩ベシクタシュ・トゥプラシュ・スタジアムに登場した。

■「これは現実なのか?」

スタジアムを満杯にした4万人のファンに向かってこの有名な歌手は「自分の目を信じることができない。 誰か私をつねっておくれ。お願いできるだろうか、この照明をつけてくれないか?この素晴らしい景色を見たいんだ。20年の音楽人生でこんなものは見たことがない。あなた方は私をとても幸せにしてくれた、つまりきっとあなた方の心の中にも居場所を作ったみたいだ。何ヶ月も前に発売されたチケットからこうなることはわかっていた」と話した。

■「4歳の頃に描いた夢が実現」

音楽人生で忘れられない瞬間や思い出を巨大スクリーンに写したヤルンは、「20年の音楽人生において、あなた方はとてもいいファンであってくれた。応援してくれたことに感謝する。今はまさに、4歳の子供の頃に描いた夢が実現した瞬間だ。」と話した。
27人のオーケストラと20周年を祝ったヤルンは、トルコの有名なロックグループの一つであるカルゴのギタリスト、セリム・オズトゥルクをステージにあげた。

■オリエンタルなサプライズ

歌手は、様々な歌のうち、「クチュウム(Küçüğüm)」という歌でベリーダンスのダンサーとパフォーマンスを披露した。「私の心の真ん中に」というコンセプトのコンサートでは、スコアボードの前にハート型の大きな風船が登場した。「カスマ」という歌では観客の上に色とりどりの800の風船が舞った。


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翻訳者:内山千尋
記事ID:58020