パレスチナ:イスラエルがアパートを爆撃し7人が死亡

2024年06月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエルがガザのアパートを爆撃、子供と女性を含む7人が犠牲に

【ガザ:アナトリア通信】

木曜日、イスラエル軍機がガザ市のアパートを爆撃し、子供と女性を含むパレスチナ人7人が死亡、他に負傷者が出た。

ガザ地区の民間防衛隊によると、同隊の隊員は7名の遺体を回収した。死者は子供3名、女性3名、男性1名であった。また、ナファク通り地区のタービイーン・シャリーア・スクールの隣にあるイスラエルが軍が標的としたアパートで多数の負傷者に対応したと述べた。

同隊は負傷の内容を明らかにしていないものの、目撃者は民間防衛隊がイスラエルによる攻撃現場のがれきの中で犠牲者や負傷者を捜索していたことを確認した。

目撃者の報告によれば、イスラエル軍の砲撃はガザ市南東のアル=ザイトゥーン地区の地域や住宅を破壊し続けている。

彼らの説明では砲撃の結果、多くの火災が市民の住宅や不動産において発生しており、同地区の東で煙柱が観察されたという。

アル=ザイトゥーン地区への爆撃で砲撃による死傷者が出たかは明らかではない。

同地区ではパレスチナ抵抗勢力とイスラエル軍の間で激しい衝突が起きており、ハマースの軍事部門であるアル=カッサーム旅団は、地区東に侵入しているイスラエル軍部隊を重迫撃砲で砲撃したと発表した。

10月7日以来、イスラエルはガザに対して戦争を続けており、これまでに12万2千人以上のパレスチナ人が死亡または負傷し、1万人以上が行方不明となっている。

国連安全保障理事会の即時停戦決議や、国際司法裁判所のラファ(ラファフ)侵攻停止、虐殺行為発生の防止、人道状況改善のための措置を求める命令にもかかわらず、イスラエルは戦争を続けている。


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翻訳者:小林友哉
記事ID:58095