■モロッコはアフリカネイションズカップやFIFAワールドカップの準備のため、宿泊施設の近代化プログラムを打ち出す
【ラバト:アナトリア通信】
モロッコは水曜日(26日)2025年のアフリカネイションズカップと2030年のFIFAワールドカップに備え、ホテル部門の近代化プログラムを打ち出した。このプログラムは1千万ドルに相当するホテルへの融資を基礎としており、またその利息の全額を国が負担する。
モロッコ観光省の声明によると、この措置は「アフリカネイションズカップ2025や、2030年のFIFAワールドカップのような、モロッコ主催予定の大規模な国際スポーツイベントに備え、『2023年~2026年観光ロードマップ』実施の一環として」行われる。
同国政府は、観光・伝統産業・社会連帯経済省と経済・財務省(予算担当部門)のほか、ムハンマド6世投資基金、モロッコ観光エンジニアリング会社との間で締結された合意を通じて、観光用宿泊施設の品質改善を目的とした特別プログラムの導入を決定した。このプログラムは支援と資金調達にかかわる新たなメカニズムを提供する。
観光省の声明によれば、このプログラムは25,000室の改装を目的に、分類済みの観光用宿泊施設の近代化の加速を目指しており、投資額は40億ディルハム(4億米ドル相当)を超える見込みである。
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