ラファ検問所の移転、または新しい検問所の建設にエジプトは同意したのか?

2024年06月30日付 Jam-e Jam 紙

 シオニストのメディアは、「イスラエル政権は、エジプト側と協力し、ラファ検問所をケレム・シャローム(カレム・アブーサーレム)検問所に最も近い場所へ移転させようとしている」と主張した。

【ジャーメ・ジャム電子版】この報道によると、日曜日、シオニスト政権のチャンネル12は次のように報じた。「イスラエルはラファ検問所の場所を変更し、ケレム・シャロームの近くに移そうとしている。」

 ケレム・シャローム検問所は(イスラエルとエジプト、ガザ地区の国境に位置している)ガザ地区唯一の商用検問所で、ここより物資の大部分を占領地域であるガザ地区へ運び込んでいたのだが、シオニスト政権によって閉鎖された。

 このシオニストメディアは、続けて以下のように指摘した。「新しい検問所は、近代的な方法で建設される予定であり、ガザ地区に出入りするあらゆる物資を制御できるようになるだろう」

 まさにこの事に関して、あるエジプト政府高官筋は、ラファ検問所(エジプトとガザ地区の国境)の移転やケレム・シャローム検問所付近の新しい検問所建設にエジプトが合意したという報道を否定した。

 この情報筋は次のように付け加えている。「シオニスト政権によるラファ検問所の監視に関し、エジプト側からの交渉はなく、エジプトは依然として、ラファ検問所のパレスチナ側からシオニスト政権の軍が完全撤退すべきという立場を崩していない」


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翻訳者:TS
記事ID:58305