トルコ国会議長「パレスチナとウクライナの犠牲者は同等」NATOで演説

2024年07月12日付 Hurriyet 紙

トルコ大国民議会(TBMM)のヌマン・クルトゥルムシュ議長は、NATO議会議長サミットの中で論評を行い、ロシアとウクライナの間の戦争と、ガザを始めとするパレスチナの地におけるイスラエルの非人道的攻撃への対応が、二重基準で差別であり、容認できないと述べた。

トルコ大国民議会議長府の声明によると、米紙ワシントン・ポストは、トルコ大国民議会のヌマン・クルトゥルムシュ議長と、NATO創設75周年を記念して開催された首脳会議の中での会談の冒頭部分を掲載した。

ワシントン・ポスト紙のイシャーン・タルール記者は、記事の中で、ロシア・ウクライナ戦争と2023年10月7日以降にイスラエルがガザで行った非人道的攻撃に対するNATOの態度の違いを指摘した。この相違に関するクルトゥルムシュ議長の次の評価が同紙に掲載された。

「これは明らかに偽善であり、二重基準だ。これはあからさまな差別だ。パレスチナ人の犠牲者をウクライナ人の犠牲者と同等と考えないのであれば、それは人類の中である種の序列の確立を望んでいることになる。これは容認できない。」


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:大屋千寛
記事ID:58342