レバノン:パレスチナとチリをルーツに持つ新しい歌姫、ワールドツアーの開催を発表

2024年07月21日付 al-Quds al-Arabi 紙
中東パレスチナと南米チリをルーツに持つスター、エリアナ
中東パレスチナと南米チリをルーツに持つスター、エリアナ
■パレスチナ系アーティスト、エリアナの28都市をまわるコンサートツアー‐(ブログ)

【ベイルート:ナーディヤー・イリヤース、本紙】

パレスチナとチリにルーツを持つトップアーティスト、エリアナは、大ヒットアルバム「WOLEDTO(I was born)」を引っ提げて、「芸術的戦略性と独自の音楽スタイルを反映したワールドツアーを10月第1週からスタートする」と自身のインスタグラムで発表した。本ツアーはテキサス州ヒューストンのハウス オブ ブルースでの公演を皮切りに、アトランタ、ジョージア、ブルックリン、ニューヨーク、トロント、オンタリオなどを含む28都市を回り、最後は11月20日のカリフォルニア州サンディエゴのノースパークでの公演で北米ツアーを締めくくる。

その後エリアナは、世界有数のライブ・エンターテイメント企業「ライブネーション」と提携し、オランダ、スペイン、フランス、ベルギー、ドイツ、スウェーデン、イギリスを回る「WOLEDTO」ツアーは今年12月に完結する予定だ。今回のツアーでエリアナが行う各コンサートは、彼女のファン層を強固なものとするに違いない。そして、コンサートでは伝統的なアラブ音楽のメロディーや旋律と現代的なサウンドが融合した独創性の高いパフォーマンスが披露されるはずだ。




エリアナは、エジプトのスター、ナガート・サギーラの「アナー・バアシァク・バハル(I love the sea)」をカバーしたビデオクリップをインスタグラムに投稿した。

(後略)


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翻訳者:中原葉
記事ID:58408