■スィースィー大統領:我々はソマリアの独立を熱望しており、エジプトが両国にとって協力・発展のプラス要因であることを切望している
【ウィサーム・アブドゥルアリーム】
アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は「私たちはソマリアとエジプトの協力・発展にとってプラス要因となることを切望している」と述べた。
記者会見の中でスィースィー大統領は、制裁解除に関連する事態の対処における成功についてソマリア大統領とソマリアに祝意を表した。
大統領はこう続けた。「あなたたちの成功を願っており、テロとの闘いや国家の安全と安定への努力を支援します。またソマリアの安定を熱望しており、テロとの闘いが成功に終わることを期待しています。」
スィースィー大統領は加えて以下のように述べた。「ソマリア大統領と行われた会談では、我々の側で行われた措置、特にエジプト大使館の業務再開やエジプト航空のカイロ・モガディシュ間の路線再開を受けて行われた措置について話し合いが行われた。」
そして、これらの措置は、両国の国防大臣間で結ばれた軍事協力に加え、ソマリアとの協力や同胞関係の確認も目的であると指摘した。
また、このように付け加えた。「私たちの協力関係は構築・成長・修繕を目標としており、私たちの道のりを支配するのは国際法と国家主権の尊重であり、それらの安定を守っていく。その際に、私たちを支配するのは協力関係である。」
さらに続けて、「私たちはソマリアの主権と安定と共にあり、このような関係とその発展を望む同胞と友人があなたたちにはいるのだ。」と述べた。
そして、話の終わりに、「エジプトは今年10月、アフリカ(連合)平和安全保障議会の責任者になる予定だ。これは平和と安全の実現において役割を果たすチャンスである。」と述べた。
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翻訳者:松本大介
記事ID:58507