イスラエル:国連はイスラエルがガザの病院への燃料供給を5度にわたり拒否したと明かす

2024年08月28日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連:イスラエルはガザ地区の病院への燃料の供給を1週間で5回にわたり拒否

【国連:アナトリア通信】

国連は、イスラエルが先週5回にわたりガザ地区北部で稼働している病院への燃料供給要請を拒んだと伝えた。

このことは、国連事務局のステファン・デジャリック報道官が火曜日(29日)に行った記者会見で伝えられた。この記者会見で、デジャリック報道官はガザ地区北部の一部の病院で10日間以上にわたって新たな燃料の供給がされていないと説明した。

デジャリック報道官は、イスラエルによる住民の避難指示が続いている影響で、ガザ地区南部に避難民が集中していると指摘した。

さらに同報道官は別の文脈で、ポリオワクチンのために同地域にある11の医療センターで1000人以上の医療従事者やボランティアを任命し、訓練するための努力を続けていると述べた。

そして同報道官は、接種キャンペーンの初回でガザ地区の10歳以下の子どもたち64万人のうち、最低でも95%への接種を目指していると伝えた。

パレスチナ保健当局は8月16日、ガザ地区中部のディール・バラフで、ポリオワクチンを接種していなかった生後10か月の幼児がポリオ感染の最初の事例として記録されたと発表した。


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翻訳者:大森耀太
記事ID:58574