アルバニア・ティラナで抗議デモ続く―市長辞任を求める
2024年08月29日付 Cumhuriyet 紙
アルバニアの首都ティラナで、市長のエリオン・ヴェリャイ氏の市長辞任と汚職疑惑への抗議デモが続いている。
野党のアルバニア民主党と自由党とともに、市民集会組織が招集した23回目の抗議デモに参加した人々は、ティラナ市庁の前に集まった。
元アルバニア民主党議員のクレヴィス・バリウ氏は会見で、汚職への抗議の重要さを指摘し、「アルバニアの前にひとつの道があり、ティラナの前にひとつの道がある。それもまた変化への道である。」と述べた。
アルバニア民主党のティラナ地域代表で元議員のベリント・ケリチ氏もデモが続いていることに触れ、「このデモはすでに記録に達しており、今後も続くだろう。来週の木曜日に私たちはもう一度ここへ来る。私たちはこの闘いを続けるだろう。」と話した。
デモでは、警察による規制が行われ、市庁舎への道は閉鎖された。
野党の議員らも参加したデモ隊は、ティラナ市長のヴェリャイ氏の辞任と「市の汚職の非難と発表」を要求している。
■何があったのか?
デモは、3月末に「公務員による収賄」「財産の申告を拒み、財産を隠し、または虚偽の申告をおこなった」とする元市職員の逮捕を受けて始まった。
これまで定期的にデモを組織してきた参加者たちは、活動を継続していくと発表した。
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翻訳者:今田杏佳
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