ハカン・フィダン外相は、コソボのゲルヴァラ・シュワルツ外相との共同記者会見に臨んだ。フィダン外相は「エジプトとトルコ両国は、両国関係と地域内での関係の正常化に向けて全力を尽くすつもりだ」と述べた。

ハカン・フィダン外相は、プリシュティナでコソボの副大統領兼外務・ディアスポラ担当大臣のドニカ・ゲルヴァラ・シュワルツ氏との共同記者会見に臨んだ。

フィダン外相は「エジプトとトルコ両国は、両国関係と地域内での関係の正常化に向けて全力を尽くすつもりだ」と述べた。

フィダン外相は「パレスチナ・ガザ問題において、エジプトは前線となる国家だ。この問題に関しては犠牲者でもあり、プレーヤーでもある。ガザ地区への人道支援やガザ地区での停戦などで、とても大きな役割を担っている」と述べ、ラファの検問所が開放されていた時期にはガザ地区へのアクセスにおいてエジプトが大きな役割を果たしていたと強調した。

フィダン外相は、エジプト・アリーシュ港での支援物資搬入は、エジプト赤新月社・トルコ赤新月社・AFAD（災害緊急時対策庁）が協力して行っているとしたうえで「特にパレスチナ問題では、エジプトへの支援を大きく拡充する必要がある。エジプト一国のみに背負いこませるべきではない」と述べた。