オマーン:GCC事務局長がパレスチナ問題に関する二国家間解決への支持を表明
2024年09月14日付 その他 紙
■湾岸協力理事会のブダイウィー事務局長は二国家間解決の実施に関する合同会議が出した声明を歓迎
【リヤド:本紙】
湾岸協力理事会(GCC)のジャースィム・ムハンマド・ブダイウィー事務局長は、二国家間解決の実施に関する合同会議が出した声明を歓迎した。この会議はアラブ連盟、イスラーム協力機構(OIC)、欧州各国合同の閣僚級コンタクトグループのメンバーらが参加するなか、スペインの首都マドリードで開催された。
ブダイウィー事務局長は、第161回閣僚級会合の声明内で言及された内容について指摘しつつ、これに関してアラブ連盟、OIC合同の閣僚級コンタクトグループが注いだ価値ある尽力を称賛した。この声明では、アラブ連盟・OIC合同臨時サミットによって形成され、サウジアラビアが主導する閣僚委員会が、「イスラエルのパレスチナ人民に対する侵略の停止に取り組むこと」、「より多くの国から承認を得るというパレスチナ国家の努力を支援するために国際的なレベルで活動すること」、「国連への完全な加盟資格を得られる支援すること」、「和平のための国際会議を開くこと」を続ける重要性が強調された。
同事務局長は、アラブ和平イニシアティブや国際法上の諸判決に基づいて、「1967年6月以降占領下にあるパレスチナ全土におけるパレスチナ人民の主権を支持し」、「東エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家を建設し」、「難民の帰還の保証する」ことに関する、GCC諸国の確固たる立場を強調した。
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翻訳者:大森耀太
記事ID:58647