エジプト:ISO議長に就任

2024年09月14日付 Al-Ahram 紙

■エジプト人が国際標準化機構(ISO)の議長に就任

エジプト仕様・品質管理機構の会長であるハーリド・スーフィー博士が、国際標準化機構(ISO)会長の地位を二年間務めることになった。同氏は1947年に組織が設立されて以来この地位に就いた初めてのエジプト人であり、アラブ人である。これは、仕様と品質の分野における地域的・国際的水準での同氏の指導的な役割の集大成とみられる。

ハーリド・スーフィー博士は、国際標準化機構(ISO)会長職への着任は、エジプトが国際水準で政策と戦略を立てる積極的な国のひとつとなり、指導的な役割を活性化させるための真の集大成であり、同国はこのことに大きな関心を寄せていると強調した。

スーフィー氏は、同機構に対しての継続的な支援に関して、産業開発担当副首相兼産業・運輸大臣であるカーミル・ワズィール氏の支援に感謝と矜持を示し、また、エジプトがこの地位を獲得するための努力に感謝の意を表した。

さらに、スーフィー氏はアラブ諸国、アフリカ諸国、およびその他の世界中の友好国の支援に対して感謝と矜持を表明し、また同様にアラブ産業開発・鉱業機構、湾岸協力会議標準化機構、アフリカ標準化機構(ARSO)、イスラーム諸国規格研究所(SMIIC)が果たした大きな役割に関しても感謝を表明した。

また、スイスのジュネーブに本部を置く国際標準化機構には、172の加盟国と840以上の様々な分野の技術委員会が含まれており、国際標準仕様を発展させるための政府部門と民間部門の重要な架け橋を形成している。


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翻訳者:庄司陽
記事ID:58654