エルサレム:イスラエル国境警察の隊員を刺した襲撃者が射殺される
2024年09月15日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️イスラエルの警察官がエルサレムで刺される、攻撃の実行者は射殺される
【エルサレム:諸通信社】
占領当局によると日曜日の夜、襲撃者1人がエルサレム旧市街の入口で国境警察の隊員1人を刺し軽傷を負わせたのち、イスラエル占領警察により射殺された。
占領警察は複数の医療関係筋の話として、この攻撃がダマスカス門(アームード門)の近くで発生し、警察官は治療を受けるために搬送されたことを明らかにした。
占領警察の声明は、「刺された警察官は軽傷を負い、彼は治療を受けるために搬送された」と伝えている。
また占領警察は「国境警察の隊員らがテロリスト1人と交戦し、この者を発砲によって無力化し、攻撃を迅速に鎮圧した」と付け加えた。
エルサレム旧市街では度々パレスチナ人とイスラエル人ユダヤ教徒の間で緊張が発生しており、ガザで現在11か月以上にわたって継続している戦争がぼっ発したことで、こうした緊張が高まることとなった。
イスラエルの緊急医療組織は別の声明のなかで、20歳の国境警察隊員が上半身を負傷したと発表した。
また警察は「旧市街の内部に逃亡を試みたテロリストは無力化された」と述べ、警察と国境警備隊の隊員らが現場に配備され、彼らが捜査を行っていることを明らかにした。
エルサレム、特に旧市街はイスラエル-パレスチナ紛争の中枢にあたる。イスラエルは1967年6月に東エルサレムを占領し、同地の併合を発表した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:戸田志歩
記事ID:58664