スペイン:初代パレスチナ大使が赴任

2024年09月16日付 al-Quds al-Arabi 紙

■スペイン国王、初代パレスチナ大使の信任状を受け取る(写真)

【マドリード:諸通信社】

スペイン国王フェリペ6世は月曜日、同国に赴任する初のパレスチナ大使であるフスニー・アブドゥルワーヒド大使の信任状を受け取った。スペインは今年5月にパレスチナを国家承認したばかりである。

スペイン王室がX上で公開した複数の写真によると、フェリペ6世はマドリードの王宮でアブドゥルワーヒド大使を迎え、そこで信任状捧呈式が行われた。

アブドゥルワーヒド氏は、2022年より駐スペイン・パレスチナ外交団長を務めており、大使と同様の地位にあった。しかし、数か月前にスペインがパレスチナを国家承認したのを受けて、同氏の地位は正式に変更された。

スペイン政府はノルウェー、アイルランドとともに、5月28日付でパレスチナを国家承認している。

9月初頭には、社会労働党のペドロ・サンチェス首相が、「スペイン・パレスチナ間で初の2国間首脳会談が年内に開催されるだろう」と発表した。

スペイン政府は2023年10月7日にイスラエルによるガザ地区への攻撃が始まって以来、イスラエルに対する強硬な立場を保っている。



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翻訳者:下宮杏奈
記事ID:58674