■散髪と描画:イラク人理容師が客の髪から絵画を生み出す
【バグダード:アナトリア通信】
イラクの理容師であるフサイン・ファーリフさんは絵画芸術と理容師の仕事を結び付け、首都バグダードのカラーダ地区にあるファーリフさんのサロンで髪を切る客たちの髪で描いた様々な絵という作品によって栄誉を授かった。
ファーリフさんは自身が体育の教員として大学を卒業し、また絵の趣味は9歳の時に形成されたと述べた。
またファーリフさんは、自身がしばらく絵を離れており、それから葡萄の蜜やタヒーナを用いた、あるいは色のついた塩を使用した絵画といった新たな芸術に立ち戻ったと明らかにした。
さらに彼は理容師の仕事の合間に「髪の毛で描く絵」という考えが心に浮かび、それから2014年に実際にそれを始めてから、一日7時間この芸術に取り組んでいると述べた。
ファーリフさんはこの芸術の専門家となり、髪で描いた絵画を生み出せるよう、2020年に特訓を始めたと述べた。
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