イスラエルがベイルート空港の爆撃で脅迫。未明に運航は停止したのか?
【本紙】
ベイルート空港のファーディー・ハサン民間航空局長は本紙の取材で、ベイルート空港での運航が完全に停止し、複数の滑走路上の照明がすべて消えたとする情報を否定した。
本紙記者が独自に撮った写真には、今朝4時頃の時点でベイルート空港の滑走路上では普段通りに灯っている照明が写っている。
今朝6時15分前には、ショイファットの「ココディ」や「ティロ」といった郊外や空港に隣接する地域を動揺させた激しい攻撃と同時に、空港の西滑走路上に着陸した民間飛行機が目撃されていた。
イスラエル軍は数時間前の真夜中過ぎから南部郊外への急襲を開始し、そこでの攻撃は激化した。その結果、住民はイスラエル軍から退避警告を受けた後、強制かつ緊急で避難を迫られた。
イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官は「民間の空港の軍事目的としての利用は許さない。港も同様である。」と述べ、ベイルート空港や港を狙うと脅した。
続けて同報道官は、「いかなる方法であっても、ヒズブッラーへ武器を運搬することは許さない。我々は、ヒズブッラーにイランの武器が持ち込まれるのを把握しており、それを阻止している・・・また空軍機はベイルート国際空港一帯で複数回出撃している。今のところレバノンはシリアと異なって責任ある行動をしており、空港経由での武器の運搬は許可していない」と述べた。
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翻訳者:田中友萌
記事ID:58748