レバノン:米国務省は「レバノンからの米国人避難の必要性を感じていない」
2024年09月29日付 al-Quds al-Arabi 紙
■カービー氏:国務省はレバノンからの米国人を避難させる必要性を感じていない
【ワシントン:本紙】
ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障会議戦略広報調整官は日曜日の会見で、「国務省は米国人をレバノンやイスラエルから避難させる必要性を感じていない」と述べた。
カービー氏はABCの『This Week』のインタビューで次のように語った。「我々は、世界のほとんど全ての場所に緊急時避難計画を有しており、我々は行っていること、また国防省で(ロイド・)オースティン国防長官が行っていることは、我々に必要な能力、計画、準備の能力があることを保証するということだ」
カービー氏は続けて「我々はその問題の解決に取り組んでいる。国務省は今のところ、その(米国人避難)必要性を感じていない。ベイルート発の商業運航と商業航空便はまだあり、出国を望む米国人のために利用可能である」
「レバノンにいる米国人に対して、あなたたちがもし出国を望むのであれば、その選択肢があるうちに今すぐ出国するよう、我々は改めて強く要請する」と述べた。
9月23日以来、イスラエル占領軍はレバノンに対して暴力的な侵略を行っており、その結果数百人の民間人が死亡し、多数のヒズブッラー司令官が殺害された。
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翻訳者:岡安紅葉
記事ID:58773