イラン:イスラエルをミサイル攻撃、数百万人がシェルターに避難

2024年10月02日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イランが数十発のミサイルでイスラエルを攻撃し、数百万人がシェルターに避難する(画像と動画)

【本紙、諸通信社】

イランは火曜の夜、イスラエルに対して大規模なミサイル攻撃を開始した。これにより、イスラエル全土にサイレンが鳴り響き、数百万人がシェルターに避難した。

イスラエル軍のラジオ局は、先の推定ではイランがこれまでに少なくとも200発のミサイルを発射したとしていたが、発射されたミサイルは180発であると発表した。

ヨルダン川西岸の上空で、数十発のミサイルが東からネゲブとテルアビブに向かって飛来しているのが目撃された。また、ヨルダン中部上空をイスラエルに向けて飛来するミサイルも目撃された。

イラン革命防衛隊は、イスラエルに対して数十発のミサイルを発射したと述べ、この作戦に対するイスラエルのいかなる軍事的反応も、より破壊的で強力な攻撃で迎え撃つことを示唆した。

革命防衛隊は声明の中で、「シオニストの中核部を標的としており、これはハマースの政治局長イスマーイール・ハニーヤ師、ヒズブッラー書記長のハサン・ナスルッラー師、イラン革命防衛隊作戦副司令官アッバース・ニールフールーシャーン准将の殉教に対する報復である」と発表した。

ニューヨークのイラン国連代表部はX(旧Twitter)のプラットフォーム上で、イランによるイスラエル攻撃は「テロ行為に対する合法的、合理的かつ正当な対応」であると述べた。

さらに、イラン国連代表部は「シオニスト政権が報復に挑んだり、さらなる敵対行為を行おうとしたりすれば、圧倒的な報復が続くであろう。地域諸国やシオニストの同盟国には彼らから距離を置くように忠告する」と記した。

(後略)



















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翻訳者:荒岡麻里
記事ID:58796