■地域紛争拡大の中、ヨルダンはかつてない経済的課題に直面
【本紙、イスラーム・ムハンマド】
あらゆる指標や経済システムにおけるコロナパンデミックの悪影響の克服を試みる中、中東で進行中の戦争およびガザ地区からレバノン南部への紛争の拡大は、ヨルダン経済の様々な部門に大きな課題をもたらしている。
現在、ヨルダンは一連の経済部門や経済活動に直接的に悪影響を与える国外の課題に加え、国内においても成長率の低下、負債コストや失業率の継続的な急上昇といった前例のない経済的課題に直面している。
国連開発計画(UNDP)の調査によれば、近隣のアラブ諸国、特にヨルダン、エジプト、レバノンにのしかかるガザや南レバノンでの戦争による経済的コストは、今年少なくとも100億ドルに上ると予測されているという。
特に観光業は戦争の影響を最も受けており、ヨルダン観光省のデータによると、地域の緊張の影響と治安への懸念が増大する中で国外からの観光客が減少したことで、2024年上半期の観光収入は前年同期比で20%低下した。
(後略)
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翻訳者:高橋英佑
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