マレク国立博物館には、3島(アブー・ムーサー島、大トンブ島、小トンブ島)に対するイランの主権を証明する多くの歴史的文書が所蔵され、保管されている。
【ハムシャフリー電子版】ヨーロッパ連合(EU)と湾岸協力理事会(GCC)の合同首脳会議[※訳注:2024年10月16日にブリュッセルで初の合同首脳会議を開催]の最終声明において最近提起されたイランの3島に関する根拠なき主張は、3島(アブー・ムーサー島、大トンブ島、小トンブ島)に対するイランの領有権に関わる信頼に足る多くの歴史的文書の存在の重要性を改めて想起させる。これに関して、注目に値し信頼できる文書センターのひとつは、マレク国立図書館博物館研究所であり、ここには3島(アブー・ムーサー島、大トンブ島、小トンブ島)に対するイランの領有権に関する多くの文書が所蔵され、保管されている。
それらの中には、西暦1730年にオックスフォードで作成された『イラン及び東方の一部の自然地図』がある。この重要な国際的地図は、当時から3島(アブー・ムーサー島、大トンブ島、小トンブ島)に対する主権がイランにあったことを示している。
イラン及び東方の一部の自然地図
また、1787年にパリで作成された『ペルシア湾地図』においても、この文書が3島のイランへの帰属を裏付けている。
1787年作成のペルシア湾地図
マレク国立図書館博物館研究所が所蔵・保管し、古の時代からの3島に対するイランの主権を裏付けているもうひとつの地図は、『イランとオスマン帝国の一部の地図』であり、この信頼できる歴史的な文書も、3島に対するイランの主権を証明している。
イランとオスマン帝国の一部の地図