レバノン:ヒズブッラーがイスラエルの主要都市近郊にある軍事基地に向けロケット弾を発射
2024年11月07日付 al-Quds al-Arabi 紙
■「ヒズブッラー」がテルアビブとハイファ近郊のイスラエル軍基地複数か所を攻撃したと発表
【ベイルート:諸通信社】
「ヒズブッラー」は水曜日(6日)、イスラエル国内の標的に対する一連の攻撃を発表し、主な標的には、同国中部にあるテルアビブ近郊の軍事基地2か所と、北部ハイファ近郊の海軍基地2か所が含まれると述べた。
さらにヒズブッラーは、1年以上前にエスカレーションが始まって以来、自身がベン・グリオン空港周辺で行った初めての攻撃として、テルアビブ南部のベン・グリオン国際空港付近にある軍事訓練場を複数のロケット弾で攻撃したと発表した。
さらに同組織は声明で、水曜日正午に自身の戦闘員らが、イスラエルの空港付近にあり「軍事訓練学校」がある「ツリフィン基地」を「様々なロケット弾」で攻撃したと伝えた。
イスラエル空港当局は水曜日、空港での運航状況に影響がないことを確認した。
ヒズブッラーは、テルアビブ南部にある軍事基地に対して複数の無人機による攻撃を行ったと発表したうえで、この基地を攻撃するのはエスカレーションが始まって以来初めてだと強調した。
さらに同組織は声明で、「テルアビブ南部のビールー基地に対して、初めて自爆型無人機の編隊による航空攻撃を行い、目標複数か所に正確に命中させた」と説明した。
同組織はその日のうちに、ハイファ近郊の海軍基地2か所を攻撃したと発表した。
そして同組織は声明で、「イスラーム抵抗勢力のムジャーヒディーンが、ハイファ北西部にあるステラ・マリス海軍基地(北部沿岸一帯の航海監視および観測のための戦略的基地)を、様々なロケット弾および自爆型無人機の編隊で攻撃し、目標複数か所に正確に命中させた」と述べた。
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翻訳者:大森耀太
記事ID:59015