チュニジア:農業と観光部門の発展により、経済成長率の伸びを期待
2024年11月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■チュニジア政府は農業および観光セクターの業績改善により、経済成長率1.6%を期待している。
【アナトリア通信社:チュニス】
チュニジアのカマール・マドゥーリー首相は金曜日(7日)、今年の下半期の間に農業および観光セクターの業績が向上することで、今年の国内経済の成長率が1.6%に達すると予想した。
2025年の予算審議の開会において、マドゥーリー首相が二院制の両院(人民代表議会および地域・地方の国民評議会)に向けて発言したものである。
同首相は「記録された指標は、特に観光および農業セクターで下半期始め以来の経済業績の改善を示している。そしてこれにより2024年全体でGDP成長率が1.6%に達すると見込んでいる」と述べた。
また、「貿易収支の赤字がGDP比2.7%に減少したことで、国際収支の改善が続く見込みがある」と付け加えた。そして「在外チュニジア人からの送金や観光収入の持続的な増加、さらに外国投資の増加により、外貨準備高が安心できる水準に達した」と述べた。さらに同首相は「2025年の目標は目指すべき 経済回復の実現である。2025年の成長予測では、3.2%の経済成長を見込んでいる」と述べた。
シハーム・ブーグディーリー・ナムシヤ財務大臣が先月10月30日の議会で発表した数字は、今年の予算と比較し、2025年度予算が約3.3%増加することを示している。
(後略)
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翻訳者:森川明穂
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