パレスチナ:イスラエルによる攻撃で4万人以上のパレスチナ人が殉教
2024年11月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️保健省:2023年10月以降、イスラエルによるガザ侵攻で44,330人のパレスチナ人が殉教
【ガザ:諸通信社】
ガザ地区の保健省は本日木曜日の声明で、2023年10月7日以来のイスラエルによるガザ侵攻で少なくとも44,330人のパレスチナ人が殉教し、104,933人が負傷したと発表した。
本日木曜日早朝、ガザ地区北部と南部で市民の集まりを標的としたイスラエルの爆撃があり、3名のパレスチナ人が殉教し、他8名が負傷した。ここガザでは一年以上イスラエルによる大量虐殺が続いている。
パレスチナ赤新月社は声明で、「ガザ地区北部のジャバリアでイスラエルによる爆撃があり、パレスチナ人1名が殉教し、他6名が負傷した」と報告した。
また、医療関係者によると、ガザ南部ラファ市での爆撃ではパレスチナ人2名が殉教、2名が負傷した。
アメリカの支援を受けて、イスラエル占領軍は2023年10月7日以来、ガザで大量虐殺を行っており、14万9千人以上の死傷者を出した。その大半は子どもや女性で、1万人以上が依然として行方不明である。壊滅的な破壊と飢饉により、何十人もの子どもや高齢者が命を落とし、世界最悪の人道的災害の一つとなっている。
イスラエル占領軍は、即時停止を求める国連安全保障理事会の決議や、ジェノサイド行為を防止しガザの壊滅的な人道状況を改善するための措置を取るよう命じた国際司法裁判所の命令を無視して虐殺行為を続けている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:新階 望乃
記事ID:59149